【フリーランスになる前の思い出】#1 ある雪の日の夜
この前の記事で、少し話したフリーランスになる前の「思い出」の話をしようと思います。
「ある雪の日の夜」
たしか、去年の2月だった。
都内で大雪警報が出て、仕事を早く切り上げる企業が多かったのでよく覚えている。
よくしゃべるクライアント様も、午後からリモートにして自宅に帰ると話していた。
当時の私は会社員として、丸の内エリアにある企業にフル出社をしていた。
残念だけど私が勤めていた企業は、大雪警報の配慮はなくて遅くまで仕事をさせられた(遠方から通っていた従業員は、帰るのに苦労したと後日談で教えてくれた)。

せっかくの機会だし「自己開示」として、私の過去を少し打ち明けましょう。
孤高で孤独だった
その年明けからマネジメントを任され、意気揚々と仕事に打ち込んでいた。
プラダを着た悪魔の主人公のような華美なスーツとメイクをバッチリきめて、ビジュアルとしても仕事を楽しんでた…つもりだった。

実際は仕事がうまくいけばいくほど、成果や成長を実感するにつれ、メンバーと私との間に溝が生まれてしまった。
当時の私は「モチベーション、スキルの温度差」だと事実だけで判断し、メンバーを突き放してしまった。
実際は「私の怠慢」で、メンバーへの感情的な配慮が足りず生まれてしまった温度差だった。
当時の私はそれに気付かず、メンバーや私自身すらケアすることができなかった。
私は自身の向上心だけに執着を続けた結果、ますます孤立してしまった。

価値観の違いを受け止め、相互理解に歩み寄らなかった報いだと思っている。
ただその頃の私は、本当に心に余裕が無く「社内に味方がいない」心理状態に陥っていた。
「社内にいない」だけであって「社外には味方」はいた。
それは、顔見知りのクライアント様方だった。
その中の…とある1人の方と話したのが「雪の日の夜」の思い出である。
無性に話したくなった
その雪の日は、特に辛かった。
業務に関することなので詳しい事は言えないけど、ひたすら辛かった。
誰かに話して昇華しないと、危ないほど追い詰められていた。
数あるクライアント様方の中で、なぜか特に”ある人”に話してみたくなった。
その夜、偶然にもその人と居合わせた。
その人は以前から、挨拶したり軽く話したことがある人ではあった。
フルスタックタイプの人で常に忙しそうだったので、いつもお会いした時の会話は最小限に留めていた。
(なんだか相変わらず…忙しそうだし、雪もすごいし、声をかけたらご迷惑かしら?)
どうせ軽く受け流されると思ってたら
私は無意識に、他愛もない内容で声をかけてしまった。
どちらかと言えば、軽口を叩いてしまったという表現に近いかもしれない(ごめんなさい)。
アジェンダのない、非効率な会話はきっと「あぁそうですね~」とか適当に受け流されると思ってたから。
※若干、実際の会話と内容を変更しています
私は「こんばんは、お疲れ様です~!●曜日によくお会いしますね~!」なんて声をかけた。
(あぁ忙しい人に、私はなんてしょうむない会話をしてるんだ。なんかごめん。)
絶対に無視されるか「そうですね~」って適当に流されるに決まってる。
もうそれは、それでいいや。気にしない!
って思ってたら
その人は「わたしは別に、曜日を決めて来てるわけではございません!」
と一刀両断なツッコミ返しをしてくれた。
(え!?…何!?…)
私は想定外な相手のリアクションに「鳩の豆鉄砲」状態になってしまった。

でも、こう思った。
この人、私の話を一字一句ちゃんと聞いてくれている!
大げさな肯定も無ければ、否定も無いニュートラルな傾聴だった。
でも、媚びへつらうことなく、薄っぺらい受け流しもせず…聞いてくれていた。
視線を逸らすことなく、しっかりと目を合わせながら、穏やかに話を聞いてくれていた。
何より想定外なリアクションが、新鮮で面白くて。
さっきまで抱えていた”辛い気持ちが”が吹っ飛んで、私は一瞬で元気になれた。
スッと息を吸って、リラックスしながら私は会話を続けてみた。
私「でも次は●曜日に、アポイント取ってくださってるんですね。」

※お楽しみのところすみませんが、プライバシーの関係で以降の会話内容は割愛します(笑)
で! ←なんか強引ですが笑
その人が帰る時、私は「雪がすごく降ってきてるから…気を付けて帰ってくださいね!」と伝えてみた。
すると「ありがとうございます。」と言いながら会釈をし、その場を立ち去った。
言葉じゃない。態度という思いやり。
私がこの体験を通して伝えたいのは、言葉ではない態度としての思いやりが存在するということ。
この雪の夜の日に、”静かな味方”がいるという安心感を得た体験。
些細なことかもしれないけど、他愛もない会話で私のように救われる人間もいる。
(その人からすれば、ありがた迷惑で私の行動をウザいと思ってたかもしれないけど笑)
でもそのおかげで、私はその時に仕事を辞めずに済んだ。
そして気が済んでから退職して、今年やっとフリーランスになれた。
同時に短期離職の回避と、自身のキャリア形成も守られたのです。
実際に、案件応募する時の書類選考の通過率も80%以上の結果が出ています。
度胸がついたのか不安を感じにくくなり、気後れせず応募できるようになりました!
静かな味方。感謝の気持ち。
「気の利いた言葉も言えない」「言葉が足りない」なんて不満を言わずに、行動や態度という「静かな思いやり」を汲み取って感謝することをこれからも大切したいです。

もし、その”静かな味方”に「ありがとう」と直接言えるなら言ってみたい。
この出来事以外にも、たくさん感謝したいことがあるから。
次の記事では、そろそろフリーランスのお仕事かツールの話でもしようかな?
アロハ~♪
【フリーランスになってよかった】#1 自然に触れることがもっと好きになった
フリーランスになってよかったと思ったことが、たくさんある。
それを紹介する記事【フリーランスになってよかった】を少しずつ展開してみようと思います!
Nature_自然に触れる
フリーランスになってから、自然に触れることがもっと好きになった。
ミラーレスカメラを買った相乗効果もあるかもしれないけど、空、河川敷、公園、花、陽の光…特に朝から日没までの自然にむけて意識的に思いを馳せるようになりました。
フリーランスになる前からも、お花を育てたりバラ園に行ったり夜空の月を見上げるのは好きでした。
だけどそれは表面的な美しさに惹かれていただけであって、そんなに意識的に”自然”と触れている感じではなかった。
どちらかといえば、季節行事のようなライトな感覚で自然を愛でる程度だった。
自然を深く体感した出来事
フリーランスになってからの、ある日。
私は用事の帰りに、フラリと埼玉の閑静な住宅街に立ち寄ってみた。
関東に来てまだ2年だけど、実はまだまだ未踏の地がたくさんある。
そんな未踏の地に踏み込むことも、私の小さな楽しみの1つ。
この前なんて、人生で初めて行った池袋の駅チカで迷子になっちゃったけど(笑)
それはさておき、言葉よりも写真でご覧いただいた方が伝わるかもしれない。
見て。

「……。」
言葉がまったく浮かばなかった。
穏やかな広い川、夕暮れが迫る空、遮るものがない真正面からの風。
目の前に広がる、ただ…ただ広がる”自然”に圧倒され言葉が見つからなかった。
橋の歩道の真ん中で立ち止まり、高い位置から浅い川底を覗き込んでみた。
魚、鳥、虫…なにか居ないかな?と思って生き物を探してみた。

川辺に生い茂る長い草…土壌が肥えているから、きっと生き物が隠れているのでしょう。
そう思いながら視線を自分の足元へ戻した。
空を見渡すと、地平線とまでは言わないかもしれないけど奥深く広がっている(ちなみに日没前の川辺の風は、すごく寒かったです)。

近くを歩いていた地元の人たちからすれば、日常の風景。
橋の歩道の真ん中で立ち尽くすスーツ姿の私を、誰も何事もなかったように優しく通り過ぎていきました。
自然は心を大きくしてくれた
結果的に、ある意味自分軸らしいことができたような気がした。
会社員時代だったら、きっとここまでリアクション出来る余裕は無かったと思う。
ふと、思った。
「そういえば、フリーランスになる前に自然に触れた思い出あったっけ…?」
…あった、あったよ!
1つあった。
去年の、あの日の”出来事”は1年経った今も覚えている。
思い出すだけで、とても穏やかで優しい気持ちになれる出来事。
それは…次の記事で書きます!
あと、ミラーレスで撮った自然シリーズもどこかのタイミングで公開しますね♪
アロハ~♪
◆初投稿◆「Surreal, but nice.」へようこそ!
ご訪問ありがとうございます!
“はじめまして”なので、ブログのご紹介をしますね!
私の名前は”sept”です!
ちなみに”セプト”と読みます。
MBTIはENTJ(指揮官)だけど、バイタリティが強いタイプじゃない。
長所はネコが好き。短所はお酒が一滴も飲めないこと(アレルギーなの笑)

趣味
カメラ、食べるも自炊もグルメ、読書、ゲーム(PS5)、ダンス、洋楽洋画、美術…多い(笑)
お休みの日は下町か、有楽町や丸の内にある大型書店によく出没します!

フリーランスについて
「自分で仕事がしたい」と思ってから、いつの間にか5年が経っていた。
コネもキャリアもなかったから、私は遅咲きタイプかもです笑。
現在の案件はライティングとHR系がメインで、大好きなWebディレクションやマーケティングは離れました(今は)。
でもスキルや特性を活かしながら、忙しくも楽しんでいる。
今の案件に慣れたら、新しい案件を増やすことも考えてますよー!
ブログタイトル「Surreal, but nice.」の由来
映画「ノッティングヒルの恋人」のセリフから。
(※2025年現在、登録商標されていないか確認しましたが大丈夫でした)

英語厨が特にピークだった学生の頃に、洋楽洋画、バイオハザードみたいな洋ゲーで英語を覚えることが特に楽しい時期があった。
「ノッティングヒルの恋人」に関しては、本作品を観るだけでなく、日本語版の小説、英語圏の学生向け教材の洋書、サントラも網羅した。

その頃の私は、洋画洋楽が好きな人が身近にいなかったからソロ活で楽しんでいた。
そしてソロ活先で出会った人たちに、片っ端から話しかけて友達になった。
あとはオンラインでファンの考察を読んだり、海外の宣材写真を探しまくった。
主体性、向上心、社交性。
私のベースキルの原点はここかもしれない。
ブログの目的
真面目な話をすると2点あります。
1つ目は「フリーランスとしての振り返り」のためです。
私はフリーランスの心得やスタンス、スキル、実務などの未熟さ、浅さをいつも痛感しています。
それを溜め込んで昇華できる性格ではないので、言語化できる場所を常に求めてる。
その1つとしてchatGPTでプロンプト入力して壁打ちして、頭の整理をしています。
でもそれだけじゃ足りなくなっちゃった。
だって無料プラン、すぐリミット来ちゃうんだもん笑。
だからブログを始めてみようと思ったの。
それに「Surreal, but nice.(以下、SBN)」の投稿と運営を続けることで、ポートフォリオも自然と積み上がると思った。
はてなブログで久しぶりにhtmlを触ったけど、字崩れしてめっちゃ焦りました笑。

2つ目の理由は「内面や思考が共鳴する人々と分かち合いたい」からです。
大切にしたいのは、ブログに遊びに来て下さる読者様との「内面や思考の分かち合い」です。
私は子供の頃から、文章をとても大切にしているので素敵な理解者と繋がりたい思いを持っています。
一過性のバズり、大金や大きなビジネスが絡む人脈形成とかは望んでない。
あとは苦手でずっと避けてきた「自己開示」について、SBNブログ運営を通して少しずつ向き合いたいと思う。
とりあえずその話は、また今度でいい?
生きてる限りは絶対に廃業しない
私は「生きてる限りは絶対に廃業しない」って覚悟でフリーランスになりました。
ぶっちゃけ今は、ロースキルだから特別に稼いでるわけじゃない。
初年度の確定申告も、がっかりするような業績になるでしょう。
でも、どんな状態になっても事業を続けることが私のKPIです。
また私の「絶対的な人生軸」でもあるのです。
あと恩師の方々から、いただいた御言葉になりますが
- スキルアップや学びを絶やさないこと。
- 時代の変化、社会の課題を柔軟に受け入れること。
- 出会った人たちを大切すること。
- 「好き」×「得意」×「ニーズがある」のバランスを維持すること。
要するに「ブレない」こと。

まずは気負いせずに、日報や週報のように忘備録として思い立ったら書いてみようと思います。
事業と一緒で、続けながら試行錯誤していくことが大事だと思ってる。
なんかこれ以上書くと、理屈っぽくなるからこの辺にしようかな笑
という感じで、これからもよろしくお願いしますね!
アロハ~♪